マイクロCT X線照射3D断層撮影検査装置
1.「X線照射3D断層撮影検査」について
X線照射3D断層撮影装置は、X線を使用し、対象物の断面画像や立体像を得る装置です。多方向からX線を照射し、撮影した画像をコンピュータで解析することで、立体的(3D)なX線像を生成します。X線の特長として、複雑な部位も高精度でスキャンでき、光沢のある素材や透明な素材でも3Dデータが取得可能です。そのため、透明樹脂で作られた製品や光沢のある金属製品の計測・データ解析にも利用されています。
2. WTS-CT130の特徴
大型高価格となりがちなX線照射断層撮影装置ですが、WTS-CT130は、コンパクトで高速・高解像度(10μm)を実現したマイクロCT装置となります。また被対象物を360度回転させることでより正確な3D断層撮影を実現、直感的なユーザーインターフェース(ユーザーが使う操作画面)や、130kV高X線エネルギー対応で、49.8μm高精度CMOS平板探測器を用い画質の向上を図っています。完全鉛遮蔽版密閉方式を取っており、漏洩X線量は1μシーベルト以下であるため、オペレータは防護服を必要としません。
製品寸法:1,020mm (D) × 540mm (H ) × 582mm (W)
製品情報
製品分類 | 計測・解析用機器 | ||
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カタログ | 無 | ||
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カタログファイル |