| アドバス(株) HD-SDI伝送で、超高速エンドレス回転が可能なパン&チルト雲台を開発SECURITY SHOW 2010に参考展示 |
アドバス株式会社(本社:神奈川県横浜市)は、日本マルコ株式会社の非接触型ロータリーリンクコネクタ(R)を採用し、HD-SDI出力ビデオカメラを搭載して超高速かつ無制限での回転が可能なパン&チルト雲台を開発いたしました。
【製品の概要】
アドバスでは既にLAN対応パン&チルト雲台「ADVAS-PT1」を販売中ですが、この度開発した新製品では、回転台機構内部にロータリーリンクコネクタを採用することによって、電源供給やHD映像伝送も回転台経由で行えるため、雲台に搭載する機器の信号接続ケーブルや電源ケーブルによる回転時の制限を受けず、360度エンドレス回転を実現できるようになります。回転範囲に制限を受けない動作とHD映像の伝送機能が得られることにより、高精細な映像と自由なカメラ動作が求められる様々なシーンでの応用が期待できます。(公共施設などでの高級監視システム、スポーツ・コンサートなどの収録、ブライダル、発電所やプラントなどでの検査、遠隔作業等)
日本マルコのロータリーリンクコネクタは、宇宙・航空分野で培った技術力が投入された信頼性の高い非接触コネクタで、摺動部位がないため信号品質が優れ、通信部分に摩耗部がなく長寿命であることが特長となっています。また、アドバスが開発したLAN対応リモート雲台ADVAS-PT1は、高速かつ高精度な動作と、外部から赤外線リモコンやソフトウェアを使ってきめ細かなコントロールが行えるなどの点で高い評価を得ています。このADVAS-PT1の機能をベースに日本マルコ社のロータリーリンクコネクタを組み合わせることによって、よりハイレベルで使いやすいパン&チルト雲台を実現しています。
なお、アドバスでは、2010年3月9日より東京ビックサイトで開催されるSECURITY SHOW 2010において、日本マルコのブース(No. SS1201)に今回開発した試作品を参考展示いたします。アドバスでは、本開発試作品をベースにした自社ブランドによる雲台製品、HDカメラ一体型製品の商品化を予定しています。また、本開発技術をベースにした受託開発やOEM/ODM製品の設計・開発も展開して参ります。
【製品の特長】
●HDビデオカメラの非圧縮フルHD映像信号(1920×1080/60i)と電源を、非接触伝送
日本マルコの非接触型ロータリーリンクコネクタの採用により、最大1.5Gbpsの高速シリアルの非接触(ケーブルレス)伝送を雲台内部で実現しました。これにより、従来の雲台や回転機構付きカメラでは困難だった、非圧縮のフルHD映像を伝送した状態で、パン方向360°のエンドレス回転が可能になります。さらに、カメラへの供給電源(DC12V・15Wまで)も、電磁誘導電力伝送を利用してケーブルレスで伝送します。通信部分に摩耗部がないため耐久性に優れ、かつデジタル通信であるため耐ノイズ性に優れています。
●パン方向最大500°/秒、チルト方向300°/秒の超高速回転が可能
ハイブリッドステッピングモーターを搭載した高精度・高剛性メカの採用により、パン方向最大500°/秒という超高速回転を実現しました。ロータリーリンクコネクタの採用により、高速回転中も映像が乱れたり、ノイズが乗ったりすることもありません。さらに高精度ロータリーエンコーダの搭載により、常に自己位置を雲台自身が認識してキャリブレーションを行ったり、絶対位置座標情報を外部出力したりすることも可能です。
●LAN/シリアルによる高精度パン&チルト制御が可能
制御インターフェースとして、LAN(TCP/IP)とシリアル(RS-232C)を搭載し、PC等から高精度の外部制御を行うことが可能です。また、赤外線リモコンによって手軽にコントロールすることもできます。雲台本体に最大16箇所のプリセットポジションの記憶と、それを利用したオートパイロット動作の登録が行えるので、自動運転も可能です。内蔵CPU制御によるポイントtoポイントのスムーズな斜め移動や、複数台の雲台の同期動作も可能です。
【製品の用途】
フルHD対応でエンドレス回転、耐久性に優れるという特長を活かして、以下のような用途でご活用いただけます。
●高級監視用途
フルHDの圧倒的な情報量を保ったまま、自由な旋回動作が可能です。高額で複数台導入の難しいフルHDカメラでも、雲台と組みわせて巡回監視や追尾監視を行うことにより、1台で広範囲の監視を実現できます。
●情報カメラや競技施設設置カメラ
ビルの屋上や競技施設のポール上にフルHDカメラを設置して、収録や中継を行いながら360°エンドレスで回転させることができます。
●高所や危険エリアなどでの遠隔作業支援
高所や遠隔地、発電所やプラント等の危険作業エリアに設置して、監視や検査作業の支援用途で使うことも可能です。360°エンドレス回転で高精細映像を伝送できるため、作業等の効率も大幅に向上します。
【試作製品仕様】
※試作製品の仕様は予告なく変更することがあります。
<一般>
搭載可能カメラ重量 最大1.5kg(暫定)※
※搭載するカメラの形状、重量バランス、最大速度設定等により異なります。
伝送可能映像信号 HD-SDI(1920×1080/60i)
伝送可能カメラ電源 DC12V・15Wまで
本体電源 DC12V
寸法 150(φ)×260(h)mm
質量 約3kg以下
<機構部>
水平回転範囲 360°エンドレス
水平回転速度 最大500°/秒
垂直回転範囲 −15°〜+80°
垂直回転速度 最大300°/秒
<外部制御>
外部制御インターフェース LAN、シリアル(RS-232C)、赤外線リモコン
制御プロトコル ADVASプロトコル(独自)
【アドバス株式会社について】
アドバス株式会社は、ビデオカメラの開発技術者を中心に2008年1月に設立された、夢と情熱を持つ技術者の集団です。最先端のデジタル・テクノロジーに、アナログ回路や光学機器設計で培われた知識と経験を融合させて、世の中にない新しい製品を、オリジナルブランドで設計、製造、販売していきます。国内はもとより海外市場も視野に入れ、業務用商品を中心にしながら、その枠に捉われず、様々なプロダクト、ソリューション、サービスを幅広く展開していきます。当社には、カメラ、ビデオ、オーディオ機器の開発経験者が多数在籍し、ユニークかつ高性能なビデオカメラをタイムリーにリリースしてまいります。既に発売中の『ADVAS-C1』のような完成品のご提供から、OEM/ODM受託、カメラモジュールから関連周辺機器の開発・生産受託まで幅広くご要望に対応させていただきます。
【日本マルコ株式会社について】
日本マルコ株式会社(本社:神奈川県横浜市、設立:1978年)は、航空・宇宙・防衛分野に特化した多彩な製品を製造・販売しています。これらの分野で培ってきた技術を他の分野に応用するため、『ロータリーリンクコネクタ(R)』を開発、産業用ロボット等の回転部位を持つ機器において、回転側と静止側の間の高速デジタルデータ送受信と電力供給とを非接触で行う電気部品として提供しています。情報通信は赤外光を用いた光通信方式で、通信速度は最大1.5Gbpsと高速かつ大容量での通信に対応しています。光通信であることでノイズの低減につながるほか、非接触コネクタなので接点がなく、摩耗による性能低下がないためメンテナンスフリーというメリットもあります。
※『ロータリーリンクコネクタ』は日本マルコ株式会社の登録商標です。
http://www.cnmaruco.co.jp/
【お問い合わせ先】
◎報道関係の方からのお問い合わせ先はこちらです。
アドバス株式会社 製品企画部 粕谷
TEL 045-478-6781 FAX 045-478-6782
電子メール:press@advas.co.jp
URL http://www.advas.jp
◎読者の方からのお問い合わせ先はこちらです。
記事掲載時にはこちらの連絡先をお使いください。
アドバス株式会社 国内営業部
TEL 045-478-6781 FAX 045-478-6782
電子メール:info@advas.co.jp
URL http://www.advas.jp
プレスリリースはアドバスのWEBサイト上でも公開しています。
http://www.advas.jp/news/press.html |
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